誰だって、実際に携わってみなければわからないことがあります。
医師としてのキャリアを全うするという強い意志を持っていたとしても、自分に合わない職場や仕事だってあるでしょう。
実際に働くことでそれに気がつくこともある、これは至極当然のことです。

他の診療科目への転科を考え転職することは珍しいケースではない

研修医時代にある程度の診療科目は経験するものですが、最初のたった数年間で自分に合った診療科目を決定するのは相当難しいもの。
また、最初に選択した分野で仕事を続けているうちに他の分野に興味が出始めるのも、人間であればよくあることです。
他の診療科目への転科を考え転職しようと決意したとしても、それは何ら不自然な考え方ではありません。

実際に、転化することを目的として職場を変えた医師も多数おり、これを動機として転職した医師の割合もまた、非常に多いのが現実。
決して珍しいケースではないのです。
他の分野に活躍の場を移そうと考えている人は、なかなかそれを周囲の人に相談できない傾向もあるようですが、そこまで深く考える必要はありません。
自分の考え方や意欲、興味といったところに素直に従うべきです。

これまでのキャリアを他の分野に活かせるかどうか不安を抱いていたり、なかなか決断が下せないというのであれば、転職エージェントのコンサルタントに相談するなども方法としてはあるでしょう。

他の診療科目への転化を考える医師を、決して一緒くたにすることもできません。
働くうちの他の分野に興味が出てくるケースを挙げましたが、その他にも、これまでの分野では体力的に続けることが難しく、もう少し余裕を持って働ける診療科への転科を考え転職に踏み切ったという医師もいます。
これも、自分に合った働き方を考えた上での転職と言えるでしょう。

しっかりと自己分析をし将来的なニーズを考慮した上で転化する

診療科目の中には医師が不足しているところも数多くあります。
自らが転職し、少しでもその分野の医師を増やすことができれば社会貢献となるのではないかと考え、転職を実行に移す医師もいるのです。

使命感を持ちつつ転職を考える医師は、社会にとっても非常に重要な存在。
これも一つの転職の動機としてあることを頭に入れておくといいかもしれません。

職場を変えるだけではなく、診療科目を変えるわけですから、より慎重さが求められるでしょう。
転科してみて、「やっぱり自分には合わなかった」となれば、キャリアも停滞してしまいます。
しっかりと自己分析をし、将来的なニーズや他の分野の現状なども考慮した上で、転職に踏み切るよう心がけなければいけません。